2017年02月01日
キリスト教の形式の葬儀の注意点
キリスト教の形式で葬儀を行う際、あらかじめ気をつけておくべき点が存在しています。まず同じ宗教でも複数の流派があり、流派によってルールが違っているということです。この宗教の流派で有名なものとしてカトリック、プロテスタントが列挙されています。違いですが、例えば、葬儀に携わる人間の名称に違いがあり、カトリックは神父と呼ばれるのに対してプロテスタントは牧師と呼ばれます。
また儀式の際に歌を歌うことがありますが、カトリックではその歌を聖歌と呼び、プロテスタントでは讃美歌と呼びます。行い方にも違いがあり、告別式も一緒に行われるのがプロテスタントのルールで、別に行われるのがカトリックのルールだとされています。言うまでもなく共通点もあり、両方の流派とも歌を歌うという点や亡くなるということの価値観が挙げられています。
歌においては呼び名は違えども、参列している人たちも一緒に歌うとされています。またカトリックもプロテスタントも人が亡くなるということを永久に生き続けることのスタートだと見做しています。従って、遺族に対してお悔やみを述べるのはルールに反するとされています。宗教の違いはもちろんのこと、流派の違いも理解しておけば恥ずかしい経験をしなくて済みます。